茂木禄人のプロフィール
簡易プロフィール
■ 会社名 株式会社Mapフィナンシャル
■ 生年月日 1980年7月17日生まれ
■ 出身地 東京都
■ 出身校 法政大学
■ 経歴
(新卒)資産運用会社
⇒AIGスター生命(現ジブラルタ生命)
⇒株式会社アボヌールカンパニー(保険代理店)
⇒株式会社Mapフィナンシャル
茂木禄人の詳細プロフィール
真面目だけど、大人の言いなりにならない。疑問は指摘する子だった幼少期
生まれは駒澤大学駅が最寄りの祖母の家でしたが、3歳までは東京都杉並区浜田山のアパートで暮らし、弟が生まれてからは神奈川県横浜市の大倉山の家で育ちました。
水泳、テニス、スケートなど、当時は不自由なくやりたいことを全部やらせてもらえていたので、両親には大変感謝しています(笑)
目立った悪さをするわけではなく、わりと手がかからない子供だったと思いますが、かといって大人の言ったことをすべて鵜呑みにせず、自分の主義主張はしっかり通していくタイプでした。
例えば、夏休みの宿題は7月中に学校で終わらせていましたが、日記の提出だけは拒否。
「夏休み中の行動管理の為に日記を書くなら、自分は大丈夫だから出さないです」と言って、先生を困らせる子供でした。
結局先生も、「好きにしたら」と諦めてくれていたので、いい大人に恵まれていたのかもしれません (笑)。
あと、5歳のころくらいにはすでにサンタクロースの存在を疑っていました。日本に煙突がある家は少ないので、「嘘だろうなあ」と。ひねくれてたとは思わないんですけどね。
私立受験のために、中学校の授業をボイコット
中学は地元の公立校に進み、部活は卓球部に所属。
理由は高校から私立に行きたいと思っていたので、受験勉強の負担が少ない部活にしたかったからです。
それでも結局、高校受験のために勉強を始めたのは2年生の後半くらいから。
「これはやばい」と思って、同じように高校受験を考えている友達を誘って猛勉強。授業後は一緒に塾に行って、講師の方に頼んでまで終電ギリギリまで居残りをしていました。
また、学校の授業も意味がないと思っていたので、「私立を受験するから、授業に真面目に出ないこと、遅刻することを許してほしい」と学年主任に交渉しに行きました。
担任の先生は怒っていましたが、学年主任の先生は生徒の将来に理解があり、寛大にも許してくれたんです。
そこまでして入りたかったのは法政二高。理由は大学受験をしたくなかったから。三教科だけで一生の受験勉強終わらせられたほうが効率的だなと。
焦って始めた受験勉強でしたが、校長先生などオトナの理解にも助けられて無事合格。晴れて一生分の受験勉強を終わらすことが出来ました。
謳歌した高校~大学の学生時代
高校から法政大学へはエスカレーター式に進学できますが、内申点で行きたい学部の席は埋まっていくので、ほどほどに勉強はしていました。
しかし、今思えば当時はいかに最小限の努力で楽な道に進めるかを考え、そこに全力を尽くしていました。
地元だった大倉山のスーパーでバイトも始め、そこの先輩に誘われてフットサルもスタート。高校生活はそれなりに謳歌していましたね。
法政大学は経営学部に進学。
大学に入っても、高校からのバイトとフットサルはずっと続けたので、あまり変化はなく、穏やかで充実した7年間を過ごしました。
しかし、これまで順風満帆に来ていた人生は、就職氷河期であった就活のせいで、大きな壁にぶち当たっていくのです。
今までのやり方が通用しない。苦汁の就職活動
私は2003年入社の代。
最初はすんなり決まると思っていた就活は、就職氷河期の影響でまったく内定が出ませんでした。
面接は通らず、しまいには書類選考で落とされる始末。どうすればいいか、見当もつかないような状況に陥ってしまったんです。
周りの同級生を見ても、フリーターになったり、資格を取ると言って留年する者も多かったです。
そしてこの時期、それまでの自分の中にあった「最小限の努力で効率よく成果を出す」というやり方が通用しないことを痛感し、
「将来についてちゃんと考えないといけない」
と、ようやく思うようになりました。
そして、最終的には計50社近くエントリーしましたが、幾度どなく書類落ち。四苦八苦しながらも、2002年の5月になんとか資産運用会社からの内定をゲット。
金融関係を全般的に扱っている会社で、そこに営業職として就職しました。しかし今振り返ってみれば、念願だった内定先も、理不尽のオンパレードが口を開けて待つ地獄の門だったのです……。
理不尽なブラック企業(資産運用会社)で6年
資産運用会社に営業として入社した私の仕事はもちろん、お客様から契約を取ってくること。
ただ、その会社の社内環境は、パワハラが当たり前のように横行しているブラック企業だったんです。
自分の部署はまだ良心的で、月末で数字が作れていなかったときに、
「達成するまで絶対に帰ってくるな」
などと叱責されるくらいでしたが、他部署ではなんと手と受話器をガムテープでくっつけて、その姿勢でアポ入れの電話を強要されていました。
ほかにも、契約が取れない人は段ボールを被せられて、廊下に立たされて見世物にされるとか。今の時代だったら信じられない仕打ちですよね。
「恐ろしいところに来てしまった」
と思いました。
また、営業職としての私の仕事はお客様の資産を預かることまでで、実際に運用するのは自分よりかなり上の立場の上司の仕事でした。
しかし、役員はいかにお客様から手数料を取れるのか、その点しか気にしていなかったので、運用の仕方は手数料重視。お客様の利益は二の次という体制の最悪の会社でした。
環境はブラックで、会社には理念がないから働き甲斐もない。辞めようとは考えてはいたのですが、就職氷河期で就活の辛さが身に染みてしまっており、思うように踏み出すこともできず、結局、リーマンショックで会社がつぶれるまでの6年間在籍することになってしまいました。
最高の4か月 ニューヨーク支店への研修
ただ、前職での唯一の遺産は、退職直前に行かせてもらったニューヨーク支店への研修でした。
約4か月間、ニューヨーク支店で研修するという名目なのですが、平日は為替のレポートをHPに載せたり、新聞を和訳したりするだけ。それが終われば終業で、余暇はとにかく自由。
現地の友達もできて、名所やレストランでご飯を食べる。土日には西海岸のロサンゼルスまで足を伸ばしたり。大人になってから4か月もの間アメリカで、それも割と自由に滞在することができたのは、本当にラッキーな経験でした。
ところが、その研修から戻るやいなや上司から、
「会社、なくなるらしいよ」と。
イチ営業マンでしかなかったので、業績がそこまで厳しいことは知りませんでしたが、景気良く自分をニューヨーク研修にまで行かせてくれた直後のこと。
さすがに、このときは驚きを隠せませんでした。
環境に依存することをやめ、お世話になった上司との離別を決断
同じ部署の部長や課長も同業他社に揃って転職するということで、私自身も誘ってもらったのですが、悩みに悩んだ末に、違う道へ進むことを決意します。
その理由は、そもそもこの会社に入った動機にありました。
金融の仕事がやりたかったわけではなく、不景気での就職活動が厳しいなかで、とりあえず内定がもらえたから入社しただけだったことを思い出したんです。
そして、結果的には今回の退職も、景気に左右されたせいで生じたものでした。
では、なぜ自分がここまで景気に翻弄されてしまうのかと考えたら、それは上司や会社に依存してきたから。
どんな状況になっても自分の力で生きていけるような人間になれば、上司にも会社にも、そして景気にも依存することはない。
そう思って、お世話になった上司から自立することを選択しました。
その上司はブラック企業のなかで唯一私のことを守ってくれながら、たくさんのことを学ばせて頂いた上司でした。
その後、会社を辞めるにあたって既存のお客様のあいさつ回りをしましたが、そのとき、お客様からは預けていた資産よりも、「茂木くん、大丈夫?」と、私自身のキャリアを心配してくれる声をたくさんいただいたのです。
これはひとえに、その上司から常日頃指導されていた
「お客様に対して真摯であること」
を実践していたからだったと思います。
ブラック企業で、私が唯一得たものは、この真摯な営業スタイルでした。
しかし、いざ退職してからは孤独な戦いでした。4か月くらいの間、ひたすら会社の面接を受け、落ち続ける。その数、実に60社。
そんな中で、ようやく内定をもらえたのがAIGスター生命でした。
転職サイトに登録してから、定期的にオファーが来ていたので「自分に向いているのかな」と思い面接に行ったのがきっかけです。でも、後で知ったのですが、あれはみんなに無差別に送られていたみたいでした(笑)。
しかし、結果は結果。無事に保険の営業としての転身が決まりました。
いざ新天地へ。でも保険営業の現実は甘くなかった
景気や上司から自立することを目標に、第二のキャリアを踏み出したのわけだったですが……そこからも大変険しい道のりは続きました。
一年目は知人のつてで保険がそこそこ売れていましたが、二年目は顧客が枯渇し、まったく売れない時期が続きました。歩合制なので、給料もどんどん減っていく。
さらに追い打ちをかけるように、まさかの詐欺被害にも遭いました。
お客様から紹介されたバーター取引のようなもので、今考えればかなり怪しい話でしたが、成績欲しさで手を出してしまったのです。
また、当時証券会社オーナーであった人経由の話だったので、「まさかこの人が詐欺をやるはずはない」とタカをくくっていました。
しかし、しばらくすると連絡が途絶え、そのまま音沙汰もなし(笑)。
衝撃的でしたし、途方にくれました。
このときばかりはかなり厳しい時期を過ごしていたのですが、結果的には考え方を変えることで乗り切ったのです。
「今自分が辛いのは、景気のせいでもなんでもない。ただただ、自分のせいだ」
まず、この事実を受け入れることから始めました。
そして、売れるためにありとあらゆることをやることを決意し、一つずつ実行していきました。
金銭面の問題は一人暮らしをやめて実家に戻ることで解決しました。
実家に帰り、空き時間のほとんどを仕事に集中。
だからと言って、劇的に成功するなんてことはありませんでしたが、お客様との出会いの場所を増やす工夫をしたことで徐々に契約も増えていき、仕事も生活も、少しずつ好転していきました。
人との繋がりを強く意識した代理店時代
徐々に仕事が好転しだしていたある日、いつものように交流会で出会ったとある税理士の方から、
「代理店を作りたいので、一緒に働いてほしい」
というオファーが届きます。
そして私の答えはYES。このときは即答でした。
一社の保険商品だけではなくて、様々な商品を扱えるようになる。いい商品といい商品をを組み合わせることで、お客様にも貢献できるな、と判断。
そして、4年間勤めたAIGスター生命を退職。2度目の転職に踏み切ったのです。
そうして移った保険代理店では、自信の保険の売り上げも伸ばすことが出来ましたし、新しい営業方法を習得することも出来ました。
例えば、AIG時代には経験できなかった法人契約。また他業種の方と連携して、不動産系の商品を紹介するなど。
それまでは他業種との連携など、そういう方法は考えもしなかったしやろうと思ってもできなかったので、自分の視野が広がった非常に大きな経験でした。
また、AIG時代には相手にしてくれなかった知人が、代理店に入ってから500万円ほどの大きな契約を任せてくれたのも、印象深い出来事です。
保険だけを取り扱っていると、いくら信頼されていてもそんなわけにもいきませんから。代理店に入ったからこその付き合いの復活もあるのだなと。
そして、関わる業種が増えたことで、私自身の人間関係も大きく広がっていきました。
保険を売るという仕事は、まず仕事とプライベートを分けていたら、自分のなかではあまり上手くいかないんです。
どちらかというと、すべて私は「予定」として処理をするタイプ。
それも、自分自身と仕事の成果を結びつけるようになってからかもしれません。不景気が自分に、大きな変革のきっかけを与えてくれていたのだろうかと、全く感謝はしていませんが、今では少しそう思います(笑)。
自立を学び、協力を学び
こうしてこれまでを振り返って改めて思うのは、就職活動から代理店に入るまでの私の道中は「臥薪嘗胆」だったなと感じます。
■不況の煽りであえいだ就職活動。
■リーマンショックで退社を余儀なくされたファーストキャリア。
■自立を決意しながらも、金銭的に追い込まれながらも契約を取るためにもがいたAIG時代。
これらの出来事があったからこそ、「最小限の努力で最大の成果」という考えを捨て去り、自分自身が動き続けることの大切さを学ぶことが出来ました。
そして、代理店では業界を問わずたくさんの方々と協力する経験をしたことで、良いビジネスは相互作用で生まれてくること、一人では成り立たないことを学びました。
そして、こうした多くの他者とのふれあいの中で、私自身の仕事とプライベートの境界線もなくなりました。
人と会うときは、「全てが大切な予定」
現在はこういう考えで働いていますから、お客様には仕事の時だけの自分ではなく、自分そのものを見て頂いた上で信頼していただいているという自負も持っています。
これからのヴィジョン
代理店を移籍し、現在はMapフィナンシャルで働く私ですが、新卒で運用会社に入ったときの最初の上司から教わった
「真摯、誠実、真面目にお客様と向かい合う」
という姿勢はずっと貫いています。
そして、これまでにお客様が私を信頼してくれたことがあったことも、この教えがあったからです。
ですが、私自身、もっとより多くの方の信頼を勝ち得て、利益を還元できる人間になりたい。
角ばった岩が、上流から下流に流れる河の中で丸みを帯びていくように、人間も、人間関係の中で磨かれていくのだろうと、この年になってようやく思うようになって参りました。
今後も、多くの人とお付き合い、折衝し、
「茂木さんにならすべて任せられる」
このように言っていただけるFPを目指す。これが私のこれからの姿勢と、人生をかけて体現していく目標です。
動画にてご挨拶させて頂きます
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